ノンレム睡眠
赤ちゃんや子供にとってノンレム睡眠は非常に大切です。というのもこの時に脳下垂体から大量の成長ホルモンが出るからです。子供は眠っている間に発育に欠かせない成長ホルモンをたっぷり分泌しているんです。まさに寝る子は育つです。しかし近年の問題は日本の子供の寝る時間がどんどん遅くなっていることです。日本小児保健協会の調査では夜10時以降に寝る3歳児は昭和55年には22%でしたが平成12年には何と52%まで増えている結果が出ています。世界水準と比較しても日本の子供は格段に夜更かしです。成長ホルモンが分泌するピークはね着いてからの3時間後と午後10時から午前2時頃と言われています。夜更かしして午後10時になってもまだ起きていると成長ホルモンは十分に分泌されません。
